2009年11月12日

UNDEAD / TAD MOROSE (2001)

UNDEAD
 ヴォーカルがUrban Breedに変わってから二枚目。どうやら昔は複雑な展開のプログレ系の音を志向していたのらしいですが、ここにきてがなり系Urbanの声を活かす、パワフルな音を導入してきました。その結果が、「Servant Of The Bones」のひねくれリフと適度にメロディのあるヴォーカル。「Another Time Around」なんかもいいですね。シンプルなリフ、メロディだからこそ、パワフルな歌い手の声質が、よく活きています。
 中盤の「Order Of The Seven Poles」「Undead」「No Tears In The Rain」というミドルテンポノシノシを経て、個人的には大のお気に入り「Corporate Masters」。ありがちなリフに大仰な展開、いまひとつ煮え切らないメロディが、すごく印象的です。褒め言葉です、はい。
 前回の紹介の時にも言ったのですが、こういうバンド、受けないんだと思います、世界が極端になっているから。でも、私にとっては、本当に必要な糧です。名盤。

1. Intro
2. Servant of the Bones お気に入り
3. Another Time Around お気に入り
4. Where the Sun Never Shines お気に入り
5. Order of the Seven Poles
6. Undead お気に入り
7. No Tears in the Rain お気に入り
8. Intro/Lord on High
9. Corporate Masters お気に入り
10. No Wings to Burn お気に入り
11. Dead and His Son
posted by こーじ at 23:03| Comment(8) | TrackBack(0) | Review - HR / HM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

MATTERS OF THE DARK / TAD MOROSE (2002)

mattersofthedark.jpg
 多分に知名度が低くて、その知名度も仕方ないかな?と思えるほどに露出度も低いバンドなのですが、私はかなり好きです。
 正統派の北欧メタルというのでしょうか、ちょっと暗さを感じさせる、でもキャッチーなメロディ。ちょっとひねくれたリフと、ミドル〜スローテンポのノシノシ系が多めなこと、Graham BonnetKenny Lubke?のがなり系のヴォーカルUrban Breedがオリジナリティを出しています。
 「Sword of Retribution」の一番最初のリフのひねくれ具合、かみつきそうなヴォーカルメロディから、すでにつかみはOK。どの曲も適度にメロディアスで適度にへヴィ。リフといい、メロディといい、ボーカルといい、演奏といい、すべてすごく突出したものは感じないのですが、ぶっちゃけ地味なのですが、変にデフォルメばかりしている昨今のバンドにはない、味があります。今、何しているのでしょうか?このバンド。

1. Sword of Retributionお気に入り
2. Matters of the Dark
3. Ethereal Soul
4. I Know Your Nameお気に入り
5. In the Shadowsお気に入り
6. Another Wayお気に入り
7. New Clear Skies
8. Riding the Beastお気に入り
9. Reason of the Ghostお気に入り
10. Devil's Finger
11. Don't Pray for Me
posted by こーじ at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Review - HR / HM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

STRANGER IN US ALL / RAINBOW(1996)

STRANGER IN US ALL
 あるとき気がついたら復活していた……いや、ちょうどHR/HMを聞き始めた頃なので、これが復活だったのかもわかってませんね。
 しかし、Ritchie Blackmoreはヴォーカリストの発掘がうまいですねぇ。このDoogie Whiteはかなり好きなタイプ。声に太さも荒れも柔らかさもあるタイプで、まさにRonnie James DioGraham BonnetJoe Lynn Turnerを足して3で割った感じ。あまりに真面目に足して割ったみたいで、個性まで3で薄めた感がありますが許容範囲。
 そして円熟味のあるど渋い楽曲。スライドギターの響きと物悲しげなメロディがマッチングした「Wolf To The Moon」、私の大好物ノシノシ系ブルーズロック「Cold Hearted Woman」の2曲が特に耳をついて離しません。ミステリアスな「Hunting Human(Insatiable)」なんかも珠玉です。
 どの曲も、使い古された手法なのでしょうが、飽きさせることはまったくありません。それが本物のミュージシャンたる所以。Ritchieのセンスを再認識させてくれる一枚。名盤です。

1. Wolf To The Moon お気に入り
2. Cold Hearted Woman お気に入り
3. Hunting Humans (Insatiable) お気に入り
4. Stand And Fight
5. Ariel お気に入り
6. Too Late For Tears
7. Black Masquerade
8. Silence
9. Hall Of The Mountain King
10. Still I'm Sad お気に入り

2009年10月03日

LONG LIVE ROCK N' ROLL / RAINBOW (1978)

LONG LIVE ROCK N' ROLL
 まさにDio時代の集大成、今まで以上に曲の粒がそろっています。Ronnie James Dioが下腹に力の入ったのボーカルを歌い、Cozy Powellはどの曲でもそのタメの強いパワフルなショットでドラムを殴りつけてます。それにあおられるように攻撃的なリフとソロをRitchie Blackmoreがかき鳴らすと、どの曲も魅力的な獰猛さ。なんせ「L.A. Connetction」みたいな普通のロックンロールでも青筋が立って聴こえてしまいます。この青筋の立て方はGraham Bonnetが最初じゃなかったんですね。
 大多数の人が「Gates Of Babylon」「Kill The King」をキラーチューンに推しますが、私は「Lady Of The Lake」派。そりゃ獰猛さは前記の2曲に負けますが、この曲の持つ幻想的な響きとほどよい攻撃性は、Ritchieの趣味全開だと思います。
 教科書アルバムだらけのRAINBOWの中でも、特に文部省指定です。名盤。

1. Long Live Rock 'N' Roll
2. Lady Of The Lake お気に入り
3. L.A. Connection お気に入り
4. Gates Of Babylon お気に入り
5. Kill The King お気に入り
6. Shed (Subtle) お気に入り
7. Sensitive To Light
8. Rainbow Eyes

2009年09月27日

Ritchie Blackmore's Rainbow /Ritchie Blackmore's Rainbow (1975)

ritchieblackmoresrainbow.jpg
 印象的なのに実は極めて簡単なBlackmore/Iommi商標のリフに、シャウトだけではなくこぶしも回せるRonnie James Dioが歌う「Man On The Silver Mountain」で、ガツンと一発入ります。そのRonnie James Dio、パワフルなメタリックだけでなく、DEEP PURPLEでよくやっていた「Self Potrait」「The Temple Of The King」「Sixteenth Century Greensleeves」みたいな柔らかい曲でも、バラード「Catch The Rainbow」でも、Ritchie BlackmoreDEEP PURPLE辞めちゃう原因になったロッケンロールな「Black Sheep Of The Family」でも、がっつり歌いこなしちゃうから、Ritchieも楽しそうにいろいろなことやってます。だからか、後のアルバムに比べて、幅広い音楽を試しているような感じです。
 次のアルバムではいわゆる「様式美」と呼ばれる世界に入っていくRAINBOWの、入り口のアルバム。

1. Man On The Silver Mountain お気に入り
2. Self Portrait
3. Black Sheep Of The Family お気に入り
4. Catch The Rainbow お気に入り
5. Snake Charmer
6. Temple Of The King お気に入り
7. If You Don't Like Rock 'N' Roll
8. Sixteenth Century Greensleeves
9. Still I'm Sad お気に入り